色々な職種があるように色々な働き方や雇用形態もありますよね。
企業の倒産件数が増えていると言われている2020年ですが、コロナ禍で正社員を狙った転職は厳しいのか?とても気になるところです。
継続を美徳とする日本社会の中で、一度空白期間を作ってしまうと中々元に戻すのは簡単な事ではありません。
実際に私もエージェントとして活動をさせていただく中で、フリーターの方のサポートをさせていただいて事もありますが、決して簡単にはいかないのが現状です。
今回はそんな方々が陥りがちな悩み10項目に沿って、考え方や大切な事を解説していきます。
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正社員受からないフリーターが陥る悩み10項目!
フリーターが陥る悩み 正社員に受からない原因を探る
①学歴に自信がない
学歴にコンプレックスを持っている方に多いのが、新卒での就職活動に失敗をしているケースです。
新卒採用の現場ではもちろん人間性やプライベート等も評価されますが、学歴も大切な判断基準の一つなのが現状です。
「良い学校を出ていないから」働きたい職場で働くことが出来ないと思っているのであれば、まずは何かしら職歴を作ることをお勧めします。
職歴がある方であれば学歴ではなく何を経験されているかで評価をしてもらえます。
多少遠回りに感じたとしても、一番確実な方法の一つです。
②経歴に自信がない
職歴はあるけど今まで経験してきたことに自信がないという方もいらっしゃるかと思います。
同業でのステップアップはしたいけど自分の経歴で可能なのか、という方であれば転職エージェントの利用をお勧めします。
転職エージェントはただお仕事の紹介をするだけではなく、求職者のキャリアステップを考える事も重要な役割の一つです。
まずはカウンセリングを受けてみる事から、自分には見えていなかった可能性を見出せる可能性もあります。
③正社員の経験がない
これまでに非正規やアルバイト等の雇用経験はあるけど、正社員の経験がないという方もいらっしゃるかと思います。
こういった方の場合、年齢が高くなればなるほど正社員としての就業は難しくなるでしょう。
だからこそ、まだやり直しの出来る若手の内から正社員として働ける環境をしっかりと見つける事が大切です。
非正規であれ働いてきた経験をお持ちなら、その中から働きたい会社で生かせる事、生かせそうな事をまずは紙に書き出してみましょう。
培ってきたものや経験してきたものを書き出し、そこから自分の得手不得手を導き出すのも、就職において大切な自己分析です。
④バイト回数は多いが短期間で終了している
これまでに様々なアルバイトを経験してきているものの、それぞれを短期間で辞めてしまっている、続かないという方もいらっしゃるかと思います。
企業からしてみれば継続力の無さや忍耐力が無いと良くない評価をされるかもしれませんが、転職希望側にアピールできるポイントは、様々な経験をしてきた事。
色々な経験を評価してくれる会社を見つける事も、大切な事ではないでしょうか。
探す会社は絞って探すのではなく、ある程度視野を広げて、様々な会社を受けてみる事をお勧めします。
⑤無職期間が長い
無職の期間に何をしていたのか、しっかりと説明が出来るようにしておきましょう。
その期間をただ怠惰に過ごしていたのか、もしくは自分磨きの時間だったのかは同じ無職でも大きな違いがあります。
空白期間を隠そうとしても企業の人事が履歴書を一目見れば無職期間がある事はわかってしまいます。
下手に隠そうとするのではなく、その期間の説明の仕方を考える方が賢明なのではないでしょうか。
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フリーターが陥る深い悩みにしっかり向き合う
⑥何がしたいのかが迷子
これまでに正社員として働いたことがないため、一体自分がどんな仕事をしたいのかがまだ定まっていない方もいらっしゃいます。
仕事のルーツも、なぜその仕事をしているのかという理由も人それぞれです。
仕事のやりがいは、仕事を継続する上で非常に重要な事でもあります。
自分の興味がある事、得意な事など、まずは自分の「好き」から何をするかを考えてみるのも一つではないでしょうか。
⑦志望動機に悩む
受ける企業をピックアップして、いざ選考に進んだ際に各企業に対しての志望動機を求められます。
フリーターの方に限らず、志望動機を考える際は多くの方が悩みます。
志望動機を考える上で大切なのは、受ける企業の強みやビジョンをしっかりと知る事です。その企業を受けてみようと思った理由が必ずあるはずなので、その理由をしっかりと明確にすること、そしてその企業にしかない強みや特色をしっかりと理解するようにしましょう。
⑧複数の転職サイトに登録するが、自分が希望する方向とは違う業種を提案される
業界未経験だとチャレンジが出来ない業界は多く存在します。
未経験でも正社員としての門戸が開かれている環境は限られており、エージェントはその限られた環境を勧めてきます。
考え方として、いきなり理想的な環境で働くことは難しいと理解をしておくことが大切です。
自分のスキルや経験でもチャレンジが出来るところから始めて、最終的に希望する領域や業種に挑戦が出来るように逆算をして、最初の仕事を選ぶことも大切ではないでしょうか。
⑨家族に正社員になることを急かされる
周囲からのプレッシャーは、焦りから間違った選択へと導いてしまうケースもあります。
時間は有限なのでのんびりと活動するのは良くありませんが、焦りは禁物だという事も忘れないようにしましょう。
⑩お金が尽きる
転職活動にはお金がかかります。
アルバイトを含め基本的には何か仕事をしながら活動をされる事をおすすめします。
まとめ
総括をすると、フリーターの方は正社員としての就業をされている方に比べて圧倒的に経験とスキルが足りていないというのは事実です。
ただ無いものねだりをしたところで事態は好転するわけでもありません。
正社員としての経験がないのであれば、アルバイトの経験や非正規社員として就業をしていた中での経験をしっかりと棚卸をし、生かせる経験が何かを理解する事が大切なのではないでしょうか。
転職市場の中で、自分が不利な状況という事をまずは理解した上で、ある程度数を受ける事も必要になると思います。
まずは自分と正面から向き合って紙に書き出すことから初めてみると頭がスッキリして、これからの転職活動への道筋がはっきりと見えてくると思います。
転職活動がうまくいきますように。
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