転職市場では、営業職の求人はかなり多く募集されています。
業界も多岐に渡っており人気の職種でもあります。
営業職の求人では、「○年以上の営業経験」など過去の営業経験が必要な場合が多いので、一度営業職を経験しておくとキャリア形成がしやすいという側面もあります。
しかしながら大学卒業後、新卒で入社した場合を除けば、ほとんどの方が未経験の採用枠を狙う他ありません。
他のライバルと差を付けるためにも有効な資格はあるのでしょうか。
今回は、実際に異業種転職を経験しメーカー営業に就職した私の経験から、未経験での営業職の転職に資格は必要なのかどうか。
志望動機で効果的な資格があるのかどうかなどについてお話させて頂きます。
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メーカー営業転職おすすめ資格5選!
メーカー営業職に資格は必要なのか
自分のスキルを可視化しアピールするためにも、資格を取りたいという方は多いと思います。
私も転職の際、前職での経験以外特にアピールできる資格などは持っていなかったので同じことを考えました。
実際メーカー営業職への転職で必要だなと思ったのは運転免許でした。
業務上、自社の商品を自分たちで運んだり、商談に行ったりとなにかと自動車を使用するシーンが多いためです。
それ以外では、この資格が無いと営業職になれないというような資格はほとんどないのではないかと思います。
しかしながら、入社後業務にあたっていく中で、「〇〇が出来たら…」と思うようなことはきっと出てくるはずです。
営業職に転職が成功したことを見越して今から勉強しておくと活かせる資格を紹介していきます。
営業職転職に効果的な資格・検定5選
運転免許
先程の項でもお話させて頂きましたが、営業職は何かと車を使用することが多いです。
運転免許が無いと言うだけで、応募できない企業も存在します。
運転免許を取得するには、時間もお金もかかってしまいますが、普段の生活でも活きてくる資格だと思いますのでおすすめです。
最近は合宿免許など短期で、低価格のコースもありますので利用されてもいいと思います。
TOEIC
言わずとしれた英語の資格です。
現在は様々な英語に関する資格がありますが、まだまだ汎用性の高い資格と言えます。
営業職に限られた話ではないですが、グローバル化が進む現在では、海外のクライアント様がいたり、海外に支店があったりと、従業員に英語が求められる場面も少なくありません。
現在はTOEIC対策に絞った英会話教室や、参考書も多数販売されていますので、勉強されておくと役立つシーンがきっとある資格だと思います。
やはり、実際の問題が多く解ける、公式問題集などがおすすめです。
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営業力強化検定
こちらは資格ではなく、検定の部類になりますが、自身の営業力がどれほどあるのかを可視化できる検定になります。
株式会社サーティファイが主宰のオンライン検定
〇日程
年4回
〇検定料
1000円
〇受験方法
パソコン、スマホ、タブレットからの受験もOK
〇出題分野
「基本知識」「マーケティング」「顧客対応」「営業提案」「情報管理」
〇目的
営業に必要な知識と不足点確認できる
〇合格率
得点70%以上が合格
〇難易度
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〇公式サイト
営業力強化検定
過去の実績にプラスして、この検定のスコアが裏付けとしてアピールできれば、かなり強いと思います。
検定を受けることで、スキルアップも狙えるので、受けてみても良い検定だと思います。
フィードバックも充実しているので、自分の課題を見つけるのにもいいかもしれません。
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営業士検定
日本営業士会(JSP)という組織が行う検定試験となっております。
「営業士」は、「マーケティング・セールスのスペシャリスト」
日本営業士会は、「営業士初級」、「営業士上級」、「営業士マスター」資格を認定しています
〇日程
年に2回
〇検定料
8,800円(2019年10月時点)
〇難易度
初級:営業従事者に関する全般的な基礎知識
営業従事者として、必要なスキルと基本的な方向性について理解している
営業担当者などが対象
上級:企画型営業の応用知識
営業、営業企画、マーケティング、マネジメントにおける応用知識を習得している
中堅幹部クラスが対象
マスター:
経営に関する高度の専門的な知識を身につけ、経営、営業事業評価等の実践知識
営業戦略立案・実行、コーディネート手法における知識を習得している
幹部クラスが対象
〇合格率
60%~80%(初級)、上級は不明
〇公式サイト
営業士
営業士検定問題や過去問テキストはコチラ
↓↓↓
営業士公式テキスト
先に紹介した営業力強化検定と比べると、合格すれば「営業士」という認定が受けられるところに違いがあります。
初級・上級・マスターとランクがそれぞれあるので、まずは初級から受けてみることになると思います。
私も現在興味がある資格です。
MBA
こちらはよく電車広告などでもスクールの宣伝がされている資格になります。
これは、合格すると「経営学修士」という学位が授与されるものになっています。
欧米では大手企業のCEOの約4割がMBAを取得しているとも言われ、取得できればかなり箔がつくこと間違い無しの資格です。
それだけあって、スクールなどで年単位の時間を費やす必要があり、根気が必要な資格です。
営業として、会社の経営について把握できるので、仕事に活きるのは間違いない資格です。
チャレンジしてみたい資格といえます。
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志望動機で光る極撰資格はコレ
極撰資格は自分自身と経験力?営業職に本当に必要なこととは
ここまで、様々な資格・検定について紹介をさせて頂きました。
メーカー営業に必要な資格というのは、正直ないような気がします。
しかし、履歴書や職務経歴書、志望動機に華を添える意味で、資格を一つでも多く持っていると、人事担当者の目を引くことは間違いマりません。
私の経験談から考えると、営業転職は、どんな資格をもっているかよりも、どのような経験をしてきたか、いままでのキャリアからどんなことを学び、どんな困難を乗り越えてきたかなど、営業職は、メーカー営業に限らず、結局は人間力に頼るところが多くあるのではないかと思います。
特に面接の場所で、あなたらしさが発揮できて、現在のポテンシャルが人事担当者に100%伝わると希望の転職への近道になるのではないでしょうか。
まとめ
メーカー営業転職は、
少なくとも、資格を取ったり、検定を受けたりすることを目的にするのではなく、営業としてプラスアルファのスキルを持つことを目的にするべきだと思います。
その中で、自分にとって必要な資格や検定を選び受験することで、仕事にも活かしやすくなると思います。
まずは、営業として自分に何が足りないのかを、転職活動や普段の仕事の中で見つけるために精一杯頑張って見るところからだと思います。
決して資格を取れば営業職になれると言う訳ではありませんし、資格を持っていなくても営業職にはなれます。
ぜひ参考にして頂き、転職活動も、資格の勉強も両立して進めて頂ければと思います。
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