退職届書き方,理由は具体的に? 日付は漢数字か用紙は便箋で封筒?手書きかパソコンか

書類関係

退職届の書き方!理由は具体的に書いた方が良い?書き方からタイミングまでご紹介

退職の意思を固め、それを会社の上司や上長に伝える際の伝え方や言い方はみなさん悩まれるポイントの一つだと思います。
長くお世話になった会社であれば最後まで揉め事なく円満での退職を皆さん望まれるのではないでしょうか。

しかし会社にとって、特に規模の小さい会社であれば人が一人辞めるという事は大きな問題でもあり、理解を得られない場合が多いのも事実です。
今回はそんな退職までの流れと退職届の作成方法について解説をしていきます。
悩まれている方もこれから転職を視野に入れている方も、参考にしていただければと思います。


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退職の意志はいつ伝えるのか?

退職を決意してから退職までの流れ

退職の意思を固めたら、皆さんはまずは何をされるでしょうか。

会社に伝える方法を考える方や身内にまずはその意思を伝える方、様々な方がいらっしゃるかと思いますが、まず何よりも一番に考えて欲しいのが、次のお仕事はどうするかという事です。

ほとんどの方は退職をする前に現職に在職をした状態でお仕事を探される方が多いですが、稀に退職をしてから転職活動をされる方がいます。
確かに転職活動にじっくり取り組めるメリットもありますが、実際には経済的な焦りから間違った就業先を選択してしまう原因にもなり兼ねません。

転職を失敗している方の原因には、一度離職してから就業先を探している方が多いです。
ご家族に転職をする旨を伝えるのは問題ありませんが、ご自身が現在在職されている会社へ退職の意思を伝える際には、必ず次の就業先を探してから退職の意志を伝えることを私はお勧めします。

無事に次の就業先が決まったら満を持して会社へ退職の意思を伝えます。
伝える際には「退職届」を直属の上司に持って行き、説得をする必要が出てくるでしょう。

退職の旨を伝えてから実際に退職をするまでにかかる時間ですが一般的には1カ月〜2カ月と言われています。
ですがあくまで一般的な期間であり、実際には企業の就業規則に定められている場合が多いです。

特に就業規則への記載がなければ1カ月を基準に考えて問題ないでしょう。
その後はいま抱えている案件の引き継ぎや退職のご挨拶、恐らく仲の良かった同僚の方々はあなたの為に送別会を開いてくれるはずです。

そして無事に挨拶と引き継ぎが終われば有休消化に入り、退職に至るのが一般的な流れになります。
有休消化まで考えると、やはり1カ月半〜2カ月くらいが丁度良い期間ではないでしょうか。

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退職届書き方,理由は具体的に?日付は漢数字か用紙は便箋で封筒?手書きかパソコンか

退職届の書き方、提出する時期 フォーマットはある?

退職届の書き方についてここでは詳しく書いていきます。

まず前提として、現在は退職届を特に必要としない会社も多くなっています。
会社毎でフォーマットが決まっており、そこに署名をして提出をするだけで問題ないという会社が増えてきています。

このフォーマットには、守秘義務のことや退職後に会社に迷惑をかけないなどの約束事項が書かれており、その内容を確認、同意の上で署名をすれば手続き的には終了という事になります。

その為退職届という文化は少しずつ減ってきていますが、それでも知識として必要になる場面がないとも限りませんので、知っておいたほうが無難でしょう。

退職届 手書きかパソコンか

まず退職届を書く際に悩まれるのが、手書きにするべきかパソコンで作成をしても問題ないのかという部分になります。
これに関してはどちらでも問題ないです。

強いて言うのなら手書きの方が誠意が伝わるという部分はあるかもしれません。

原則として退職届は縦書きで描かれるものになりますので、日付に関してもアラビア数字ではなく、漢数字で記載するようにしましょう。

便箋に手書きし、白便箋に入れたものが最もスタンダードな退職届のスタイルになります。
しかし、もしも会社の就業規則に退職届に関する書き方の指定があるようであれば、それを確認の上、内容に沿って作成をするのが良いでしょう。

退職届を作成したら上司に相談

退職届の作成が完了をしたらいよいよ上司に退職の旨を伝えます。
もしかしたら退職を引き留められるかもしれませんし了承をしてくれない可能性もあります。

ですが働いている従業員にとって退職をするか否かということは与えられている自由でもあるので、退職の意志を根気強く伝え続けることが大切です。
のらりくらりと相手にしてもらえない状況が続いたとしても諦めずに退職の意志を伝え続け、ズルズルと退職の時期が後ろ倒しになってしまう事はなるべく避けましょう。

特に次の会社へ入社が決まっている状況であれば尚更です。

退職理由は具体的に?

そうして話を進めていく中で必ず聞かれるのは「なぜ退職をするのか」という理由です。
会社を辞めるという決してポジティブではない事をしようとしている以上は、恐らくここが最も難しいポイントの一つにもなるのではないでしょうか。

会社に対してや人間関係に対しての不満など、様々な理由が考えられますが、ここではその理由をそのまま伝えるのは得策とは言えないでしょう。
円満退社をもしもあなたが望むのなら、伝え方や話し方に工夫をして、相手が嫌な気持ちにならないように伝えることが大切です。

アドバイスとしては、「ここが嫌だから」ではなく「こうなりたいから」という視点から伝えてみるのはいかがでしょうか。

まとめ

良くも悪くも時間を過ごした環境から離れる時には、それをよく思わない人や寂しく思う人も当然いるはずです。
それでもあなたが自分の未来のために退職を決意したのであれば、その思いを貫き通すことが一番大切なのではないでしょうか。
良い関係性で次の環境へ心置きなく飛び込んでいけるよう、参考にしていただければ幸いです。

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