逆境にも負けない未経験に飛び込む30代転職の実情!
どんなお悩みがあるのかランキングで紹介!
2020年は、春からの新型コロナウイルスの流行により、今まで世の中が経験したことのない苦境の年となりました。
感染防止のための行動制限などにより、私達の生活の仕方も大きな変化を強いられました。
企業・個人においても同様で、テレワークや自宅待機、給与・賞与の減額などを経験した方も多いのではないでしょうか?同時に、世の中がなかなか平常に戻らず、先が見えない不安な1年だったこともあり、再就職や転職を検討された方も多く、2021年という節目に就職活動や、転職活動を始めて行きたいという方も増えてきています。
しかし転職のニーズの増加傾向に対して、コロナ禍により企業の採用は鈍化し、求人数は例年より減少しているのが現状。
企業は人を採用するのに、大きな支出をしなければならないため、このタイミング採用を行っている企業の採用活動は、大変慎重にならざるをえません。
就職、転職を成功させたとしても、前職からの給与などの待遇面の改善は保証されにくい厳しい状況。
ですが、こうした難しい状況の中、30代からの未経験での転職は厳しいのかどうか考えていきたいと思います。
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30代転職で未経験は厳しい?
30代転職、未経験へのキャリアチェンジは親和性の有無が肝
結論から言えば、30代からの未経験での転職は、若い世代と比較すれば難易度は上がるが、前職との親和性のある業種であれば可能であるというのが私の考えです。
例えば、この「親和性がある」というのは、どういったことを指すのかというと、『製造業を行う企業でPR(広報活動)を行っていた。という経歴の持ち主の方が、異業種の企業のPR(広報活動)部門を志望する』または『製造業を行う企業でPR(広報活動)を行っていた。という経歴の持ち主の方が、同じ業種の営業部門を志望する』というようなことを指します。
いずれも異業種・異職種ではあるのですが、業種・職種のいずれかについては経験をしているため、未経験の仕事でありながら、知識や経験をアピールすることが出来るというメリットがあります。
採用する側としても、業種・業界について知見があるということはプラスのイメージに働きます。
そして30代だからこそ、先の「親和性」に付加させたいのが、業種・業界のいずれかへの知見の広さや深さです。
ここが、20代前後の若い世代に比べ、年齢があがっていくと少しずつ求められ方が変わってくる要素と言えます。
年齢が上がれば上がるほど、経験や知見は広く・深くなっていくというのが一般的な考えですので、どれだけ志望先企業で活かせる経験や知識を持っているのかは、求められがちな要素と言えます。
まとめると、前職や過去の経験と、志望先企業の間に業種・業界いずれかの親和性があり、その業種・業界のいずれかにおいて経験や広い知見を持っているということがアピールできれば、30代未経験からの就職や転職は可能であると私は考えます。
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転職に迷う30代のお悩みランキング7
20代と30代の転職は悩みも違う?
ここまで、30代の転職について触れてきましたが、今後のことを考えると30代の転職は20代前後の時の転職と比べ「最後の転職にしたい」という気持ちが強い転職活動になると思います。ここで30代の転職に悩む方々に多い悩みについて考えていきます。転職における失敗を防ぐためにも、こうした不安材料の整理はとても重要です。
転職に迷う30代のお悩みランキング7
✅異業種・異職種への転職は可能なのかどうか
✅転職回数は不利に働かないか
✅ヘッドハンティングを受けたがどうすればよいか
✅新しい職場に馴染めるかどうか
✅自分に合わない仕事ではないかどうか
✅収入が大きく下がってしまわないかどうか
✅そもそも転職をしてもよいのかどうか
上記のような悩みが、30代の転職においてはよく聞かれる内容となっています。
先にも述べた通り、30代からの転職は、20代前後での転職活動とでは大きく求められる部分や、難易度が変わってきます。それは、未経験の職種や業種であればなおさらです。
悩むくらいなら転職はしないほうがいいのかも知れないと結論づけてしまうことも悪くはないと思いますが、30代からの転職は今まで以上に失敗できないというプレッシャーも出てくるので、悩んで当然だと思います。
むしろ、それだけ真剣に考えているからこそ悩むのだと私は思います。
私自身、異業種・異業界への転職を経験していますが、転職をすることで気付く自分のこだわりなど、転職活動中の自己分析では気付くことのできなかった部分に気付くことだってあります。
私の場合は1社目アパレル企業の店舗店長として働き、2社目で菓子メーカーの営業として働いています。
大好きで選んだアパレル企業でしたが、企業の体制の変化や、待遇の悪化によって退職を決意。
腰を据えて働けそうな菓子メーカーの営業を選びました。
入社して間もないタイミングから多くのことを経験させて頂き、ものづくりについて深く関わっていく中で、やはり大好きなアパレルでこの知見や経験を活かしたいと、アパレルOEM事業や、卸関連の企業に絞り、再度転職活動もしています。
私自身も最後のチャレンジをしようとしています。
まとめ
せっかく見つけたやりたいことや、入りたい企業があるのであれば、チャレンジするべきだと私は考えます。
幸いにも30代で転職を考える方は、現職で働いていらっしゃる方が多いと思いますので、ある程度攻めの姿勢で挑めるのはメリットだと思います。
人生な大切な悩みだと思いますので、しっかり検討し多くの方が最後の転職になるよう心より祈っております。
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