【転職】20代後半男性の僕が面接対策で行ったこと 面接質問はこう聞かれた

 書類選考を通過した時に、次に待ち受けているのが面接になります。コミュニケーション能力に自信はあるから面接は得意!と言う方も対面で初対面の人とお話するのは苦手、と言う方もいるように面接における得意不得意は性格によって顕著に表れる部分でもあります。実際に転職エージェントをしている私が求職者の方に行ってきた面接対策から、少しでも参考になる様な情報をここではお伝えできればと思っています。対面で人とお話をするのが苦手な方はもちろん、得意な方にとっても有益な情報をお伝え出来ると思うので、是非参考にしてみてください。


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【転職】20代後半男性の僕が面接対策で行ったこと

一次面接、二次面接のそれぞれの役割

 企業における中途選考における一番多いフローが、書類選考→一次面接→二次面接と言う流れになります。書類選考はあなたがその企業における採用のテーブルに乗るか、つまり戦力として活躍が出来そうな方かどうかを確認する場になります。そしていよいよ書類選考を通過した時に、待ち受けているのが一次面接になります。
 まず一次面接を行う企業の最大の理由が、書類では読み取れない人間性や職務におけるスキル、これまでの経験の深掘り、といったように書類選考で得た印象が間違っていないかと、よりその内容について深掘りをされるフェーズだと思っていただければと思います。そのためこの一次面接の段階で担当をしてくれる企業の方は、採用の窓口である人事の方とあなたが志望のしている部署の課長、もしくは部長クラスの方が担当するケースが多いです。人物面や性格の面で社風や会社の考え方に合いそうかを人事の方は見極め、所属する部署の上長の方はスキル的に問題ないか、経験は足りているかなどより技術的なことを聞かれるケースが多いです。
 対して二次面接で出てくるのは、役員や取締役、会社規模によっては社長に担当をされるケースもあります。ここで採用の基準としてよく見られるのが、その方が会社に入って働いているイメージが持てるか、そして同じマインドや考え方を持って働いてもらうことができるかと言うポイントになります。技術的な部分や性格的な部分でいけば一次面接で問題ないと言う評価をされていれば、あと企業が気になるポイントは経営方針や考え方に共感をしてもらえそうか、一緒に仕事をしたいと思うか、などです。そういった意味でもより経営層の近い方が担当する二次面接は、そういった部分を確認する場であると言う認識で持って臨んでいただくのが良いかと思います。
 もちろんこれは、私の経験上の多いケースというお話です。企業の規模や社風によっては面接においての重視しているポイントも、そもそもの選考フローも違う場合はあります。そのため面接に伺う前には必ず企業のHP等情報を確認して伺うようにしましょう。

面接質問はこう聞かれた

具体的に面接において何を聞かれるのか

 面接における役割や企業の知りたい情報を知ったところで具体的に面接においてよく聞かれる事に対しての対策を考えてみましょう。前提として中途採用の場であれば、企業はあなたの事を即戦力クラスとして迎え入れようとしているケースがほとんどです。新卒採用の様なマインドや考え方、伸び代を見られるような内容ではなく、よりスキルやこれまでの経験に特化をした質問をされるという事を忘れないでください。
 基本的な面接の流れとしては自己紹介→志望動機→職務経歴に関しての質問→企業への質問という流れになります。企業やケースによって順番が前後する事はありますので、この4つは本当に基本的なものです。面接の中で長い割合を占めるのが3番目のこれまでの経験についての企業からの質問になるかと思います。ここでは、例えば営業職であればどんな業界を相手に営業をしてきたか、どういうスタイルの営業を経験したか(反響、テレアポ、飛び込み)、どれくらいの成果を上げてきたか、なぜその成果を上げられたか、上手くいかなかった時にどういう工夫をしてきたか、など一つの質問に対してなぜ出来たかやなぜ苦しんだかを聞かれるケースは多いです。特に同じ職種での転職を考えていても異業種への挑戦を考えている方の面接であれば、その質問の回答から業界に合いそうか、適応が出来そうかなどを見られる場合が多いです。20代の方であれば戦力としての活躍はもちろんですが、今後その企業を背負い将来の幹部候補として活躍をしてほしいということも考えている企業にとっては、その方の伸び代に関しても見ながら面接をしています。

まとめ

 自己紹介や志望動機、質問に関しては事前に準備をしていくことである程度話す事は出来るかと思いますが、職務経歴に関しての質問は当然面接官の方によって変わります。型にハマった回答をいくつか準備をしていくことも当然大切ですが、もっと大切なのはあなたのこれまでの経験を引き出しにしまい、いつでも引き出せるようにしていく事です。そして企業の採用に携わっている方々は人を見るプロだという事を忘れないでください。付け焼き刃の嘘や盛った経験話はすぐにバレます。もしくはそうして入社を果たしても、その鎖に縛られて後々苦しみ、下手をすれば早期退職に繋がる事になります。面接には偽りのないあなた自身で臨みましょう。もしそれでご縁が頂けなかったとしてもそれはあなたが悪いのでは無く、その企業があなたに合わなかっただけです。もっとあなたに似合う企業があるはずなので、下を見ずに頑張りましょう。

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