【転職】20代後半男性の僕の学歴はどこから書くべき?職歴の書き方を解説

【転職】20代後半男性の僕の学歴はどこから書くべき?職歴の書き方を解説します!

 書類選考とは企業と求職者の方を繋ぐファーストコンタクトです。第一印象という意味でも企業に与える印象は最初の履歴書職務経歴書の内容で大きく変わります。企業から面接のご縁をいただいた際には、書類に沿った質問もたくさんされるので、しっかりと自分のことをわかってもらえる書類を作成することが大切です。履歴書職務経歴書にも様々な項目があり、作成するだけでも一苦労ですよね。中でも学歴はどこから書くべきなのか、悩まれる方が多い項目でもあります。ここでは企業の選考の第一関門である書類選考における学歴の書き方を、人材紹介会社でエージェントをしている私の視点から解説していきます。


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【転職】20代後半男性の僕の学歴はどこから書くべき?

そもそも履歴書と職務経歴書の役割って?

 一般的に中途採用の選考においては履歴書と職務経歴書の用意が必要になります。デザイナー等クリエイティブな職種であれば別途作品集を求められる場合もありますが、ここでは一般的な上記二つの書類に関して解説をしていきます。
 
 職務経歴書は「あなたのキャリア」です。これまでにどんな会社にいてどんな経験をしてきたのかを企業にわかってもらうための書類になります。その書類を通して企業は求めているスキルをその方が持っているのかを判断し、より技術的な質問をするための書類です。こちらは仕事に特化をした内容で作成するようにしましょう。
 履歴書は「あなたの分身」だと思ってください。あなたがこれまでどんな人生を歩んできたのかなど、仕事の経験というよりはあなた自身を紹介する、つまり自己紹介をするための書類になります。趣味やあなたの性格について書くことによって、面接の際にも職務内容以外の質問で盛り上がることができるかもしれません。これは面接官に限ったお話ではなく、プライベートな部分を開示することによって、初対面同士でも信頼関係を作るきっかけが出来ます。
 
 それぞれの書類にはそれぞれの役割があります。特性を理解することで企業が知りたい情報を正確に記載し、それぞれの役割を果たせるようにしましょう。実際にある会社の人事の方が仰っていた言葉ですが、皆さん同じような仕事に注視をした履歴書を書かれている中で、自分自身の事にスポットを当てた履歴書を書いている書類を見つけると、キラッと光って見えるそうです。そんなキラッと素敵な履歴書が作成出来れば、企業の方にもあなたのことをより深く知っていただくことが出来るのではないでしょうか。

職歴の書き方を解説

履歴書の学歴の書き方について

 ここからが今回の本題です。履歴書の作成をする際に皆さんが意外と迷われるのが、「履歴書の学歴ってどこから書けばいいの?」という事です。新卒で就職をするときは結構詳しく書かれている方も多いですが、中途となると迷われる方も多いのではないでしょうか。これに関して明確な決まりはありませんが、大卒や専卒の方であれば高校卒業から、高卒であれば高校入学から書き始めるのが個人的には一番おすすめです。

①学校の勉強の中で専門性を持って取り組むのが高校からだから

 中学までで学んだことは義務教育ということもあり、専門的な分野ではない事がほとんどです。日本の教育では早い方であれば高校から「仕事を意識した勉強」をします。これは技術職であれば尚更です。ですので面接官の方からすると高校では何を学んでいたかは気になるポイントの一つです。高卒で就職をするにしても大学へ進学をするにしても、その後のきっかけとなりうる事があるのが高校時代になります。

②単純に見栄えの問題

 日本の転職市場の中で弱みとして受け取られてしまうのが転職回数の多さです。転職回数と学歴というとそのままでは全く結びつきはないものになりますが、履歴書に落とし込む事でこの二つの関係性は高まります。見え方の問題ですが、同じ項目に職歴と学歴を書く日本の履歴書のフォーマットだと、学歴を記載しすぎるとパッと見では職歴が多く見えてしまいます。もちろん読み込んでいくことでその誤解は解消されますが、先に述べたように履歴書は「自己紹介」です。最初の印象が良くないとあまり良い結果を招かない事は往々にしてあり得る話だという事を覚えておいてください。対面で自己紹介をする時にも長々と小学校、中学校から生い立ちを聞かされるとウンザリしてしまうのと同じです。

 私がこれまでにコンサルをさせていただいた求職者の方には以上のような理由から学歴は高校卒業、もしくは高校入学からとお伝えをしています。あくまでも多すぎない情報量でわかりやすく記載をする事を意識するようにしましょう。
 

まとめ

 最後に、履歴書や職務経歴書は企業にあなたのことを知っていただくために転職の際には第一印象を左右する大切なものです。その書類にはたくさんの形式や書方があり、日本にはその形式を大切にしている企業も沢山あります。ですが履歴書や職務経歴書は、本来はあなたの個性を出す場でもあると私は考えています。あなたの個性を殺さずに、光る書類を作成出来るように少しでも参考にしていただければと思います。

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