スーツを普段からお召の方、これからお召しになられる方もスーツの着こなし方のルールは気になる所だと思います。
スーツの着こなし方にはたくさんのルールが存在しているため、間違った着こなしをしてしまうと、恥をかいてしまうことも少なくありません。
だからこそ、スーツを着る機会が決まっている方にとっても、これからスーツを着なければならない方にとっても、無視できない問題だと思います。
では、スーツの着こなしのルールをマスターすることは難しいのでしょうか。
実際はそんなことありません。
ルールが細かく決まっているからこそ、ルールさえきちんと知っていれば、スーツをおしゃれに着こなすことは簡単です。
今回は、スーツの着こなしのルールについて、ポイントを絞ってお話しさせていただきます。
ぜひ参考にして、スーツをおしゃれに着こなしてみてください。
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スーツ衣替えの時期はいつ?
✅スーツの衣替えの時期
✅背抜きであるスーツ、背抜きではないスーツの違い
スーツの衣替えの時期
・スーツの衣替えの時期
基本的にスーツには、細かい衣替えの時期は決まっていません。
とはいえ、スーツにもさまざまな素材があり、季節によって着るべき素材のスーツを選択する必要はあります。
気温が大きく変化する、5月頃、10月頃で衣替えをするのがいいと思います。
スーツは、大きく分けて春夏用、秋冬用で分かれます。
5月頃からおすすめの春夏用には、ポリエステルとウールが混紡されたもの、ポリエステルなどをシアサッカー状にしたもの、麻が混紡されたものなどがあり、通気性がよく快適な着心地で、見た目にも軽さがあります。
10月頃からおすすめの秋冬用には、ウールがメインのものが多く、見た目はウールならではの毛羽によって暖かみと、重さのある見た目となっています。
秋冬用にも、春夏用同様にポリエステルとウールの混紡された素材のスーツはありますが、春夏用に比べ秋冬用の方が、ウールの混率が高くなっています。
もしも衣替えを考えるのが面倒な方がいらっしゃいましたら、ポリエステルとウールが混紡の物で年中過ごされてもいいかもしれません。
背抜きのスーツ、背抜きではないスーツの違い
スーツにはツルツルの裏地がついていることがほとんどだと思います。
それに対し、ツルツルとした裏地が背中上部のみについているものもあります。
この上部のみに裏地がついているものを、背抜きのスーツと呼びます。
引用:ジョブインフォ
背抜きのスーツは裏地がほとんどないため、通気性がよくなっています。
そのため、春夏用のスーツでよく採用されています。
価格の面でも、裏地が少ない分、お求めやすいことが多いです。
しかしながら、裏地がなくツルツルしていない分、重ね着の際袖が通しにくいなどのデメリットもあります。
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メンズ着こなし方でおしゃれに見える!
2ボタン・3ボタンのスーツ違いと、着こなしやすさ
✅2ボタン・3ボタンのスーツ違いと、着こなしやすさ
✅スーツパンツのシルエット・丈感のトレンドは
現代のスーツは、2ボタンが主流となっております。
時々、ボタンが3つあるスーツも存在します。
結論から言うと、着こなしやすさで選ぶなら、ジャケットは2ボタンのジャケットを選ぶのが良いでしょう。
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3ボタンのジャケットは、もともとアメリカの伝統的なスタイルでよく使用されていた仕様といわれております。
流行の変化もあり、現在は3つボタンのジャケットはかなり取り扱いは少なくなっています。
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なので、スーツ選びに自信がない方であれば、2ボタンスーツを選ぶようにしましょう。
加えて、スーツ着用時のボタンの開け閉めに関してもルールがあります。
2ボタンの場合を例とすると、ふたつのボタンのうち上のひとつだけを留めることが正しいとされております。
ちなみに、ボタンを開けるのは椅子に座るなど腰かけるときのみです。
座る時以外で、ボタンを開けっ放しにしているとだらしない印象を与えてしまいかねないので注意が必要です。
スーツパンツのシルエット・丈感のトレンドは
ここまでスーツのジャケットの話をしてきましたが、パンツについてももちろんトレンドがあります。
現在主流のパンツの形は、テーパードシルエットと呼ばれる形です。
引用:D collection
腰回りはゆったりとしており、膝あたりから裾にかけて細くなっていく形です。
✅脚に吸い付くようなフィット感
✅脚の形がくっきりと分かり足のラインが分かりやすい
【テーパードパンツ】
✅太ももやウエスト周りがゆるく、股上が深い
✅脚に余裕がありつつも、キレイなシルエットになる
ストレートの形と比べ、野暮ったくならないシルエットで、洗練された雰囲気が出ます。
テーパードシルエットでもスリムタイプの方がさらにトレンド感があります。
丈はノンクッションからハーフクッションと呼ばれる丈感が良いとされております。
✅ハーフクッション…ボトムスの裾が靴の甲に軽く当たるか当たらないか程度の長さ
✅ノークッション…ボトムスの裾が靴の甲に当たらない長さ
裾周りがダボつくのは、野暮ったく見えてしまうためおすすめではありません。
ちょうど靴に当たるか当たらないかくらいの丈感にされるか、長めが好みであれば、ハーフクッションと呼ばれる丈感までに抑えましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はスーツの着こなし方について、テーマを絞ってお話をさせていただきました。
スーツは、着こなし方を覚えてさえしまえば誰でも着こなすことができます。
日ごろからスーツをお召になられていらっしゃる方も、これからスーツをお召になられるようになられる方も、ぜひ参考にしていただき役立てて頂ければ幸いです。
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